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福島環境再生100人の記憶

東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から10年の節目を迎えるにあたり、福島の“今”を伝えるため、本書「福島環境再生100人の記憶」を発行することといたしました。
この10年間、様々な立場で環境再生に関わった方や地域の復興に取り組まれてきた方など、計100名(組)のお話を収録しています。巻末には、環境省で取り組んできた環境再生事業に関する資料編を、当時の担当職員らのコラムを添えて収録しています。

記憶と共に前へ

福島に対して、事故直後の印象を有している方には
復興に向けた様々な取組を知って“風評”の解消に役立て、
事故の記憶が薄れてきている方には
困難に直面された方々の記憶を共有することで
“風化”の防止に役立てていただきたいと考えました。

福島の復興は、まだ道半ばです。
環境省では、引き続き、環境再生事業を安全かつ
着実に進めていくとともに、
中間貯蔵施設に保管する除去土壌等を搬入開始から
30年後となる2045年までに
福島県外で最終処分するという
約束の達成に向けて取り組まなければなりません。

住民の方々の思い

環境再生事業のため
苦渋の決断でご協力をいただいた住民の方々の思い、
まだ避難指示が解除されず御自宅に戻れない方々の思い、
そして、本書で取り上げきれなかった
多くの方々の思いにも心を寄せて、
今後も誠心誠意取り組んでいく。
100名(組)の方々のお話を収録した本書は、
この決意を新たにするものともなりました。

住民の方々の思い
書籍:福島環境再生 100人の記憶

本書籍の著作権は環境省、原著作者に帰属いたします。無断での二次利用はお控えください。ご利用をお考えの方は、ページ下部お問合せまでご連絡ください。

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