福島環境再生のあゆみ
第1期復興・創生期間が終わりを迎える中、環境省のこれまでの環境再生事業を振り返り、どのような結果をもたらしているか、また、環境省の施策分野において、福島の復興に貢献する取組がどのように進められようとしているのかについてご紹介いたします。
2011
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3月11日
東日本大震災が発生
その後の東京電力福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質が放出されました。そのため、国は事故直後から避難指示を出しました。
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8月
特別措置法の公布
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11月
基本方針が閣議決定
2012
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1月
環境再生プラザが開館
放射性物質汚染対処特別措置法に基づき、役場、公民館、アクセス道路、インフラ施設等を対象とした先行除染を開始。環境再生プラザ(旧除染情報プラザ)が福島市に開館
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7月
本格的な除染(面的除染)を開始
2013
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12月
国が中間貯蔵施設の設置
及び既存の管理型処分場の活用の受入れを要請
2014
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4月
田村市避難指示解除
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9月
福島県知事が中間貯蔵施設の建設受入れを容認
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11月
「日本環境安全事業株式会社法(JESCO法)」の改正案が成立
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12月
大熊町が中間貯蔵施設の建設受入れを容認
2015
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1月
双葉町が中間貯蔵施設の建設受入れを容認
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2月
福島県、大熊町・双葉町及び環境省との間で、
中間貯蔵施設の周辺地域の安全確保等に関する協定を締結 -
3月
中間貯蔵施設への
除去土壌等の輸送を開始 -
9月
楢葉町 避難指示解除
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12月
福島県、富岡町及び楢葉町が、既存の管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業について容認
2016
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6月
葛尾村(※)、避難指示解除
※帰還困難区域を除く
川内村、避難指示解除
福島県、富岡町、楢葉町及び環境省との間で、特定廃棄物
埋立処分施設の周辺地域の安全確保等に関する協定を締結 -
7月
南相馬市(※)避難指示解除
※帰還困難区域を除く -
11月
中間貯蔵施設内の受入・分別施設及び土壌貯蔵施設を着工
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12月
南相馬市小高区東部仮置場での再生利用実証事業開始
2017
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3月
飯舘村(※)、川俣町、浪江町(※)避難指示解除
※帰還困難区域を除く -
4月
富岡町(※)避難指示解除
※帰還困難区域を除く -
10月
中間貯蔵施設内の土壌貯蔵施設への貯蔵開始
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11月
特定廃棄物埋立処分施設
への搬入を開始 -
12月
帰還困難区域内の特定復興再生拠点区域で、家屋等の解体・除染工事に着手
2018
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3月
帰還困難区域を除き、全ての市町村で面的除染が完了
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8月
「福島再生・未来志向プロジェクト」に着手
リプルンふくしまが富岡町に開館 -
11月
飯舘村長泥地区での
再生利用実証事業開始
2019
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1月
中間貯蔵工事情報センターが大熊町に開館
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4月
大熊町(※)避難指示解除
※帰還困難区域を除く
「ふくしまグリーン復興構想」の策定 -
8月
双葉地方広域市町村圏組合の管理型処分場(クリーンセンターふたば)の
活用について、福島県、同組合及び環境省との間で基本協定を締結
2020
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3月
双葉町(※)避難指示解除※帰還困難区域を除く
双葉町・大熊町・富岡町の特定復興再生拠点区域の
一部区域を先行して避難指示解除
中間貯蔵施設における処理・貯蔵の全工程で運転開始 -
8月
「福島の復興に向けた未来志向の環境施策推進に関する連携協力協定」締結
2021
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2月
福島県、大熊町、双葉地方広域市町村圏組合及び環境省との間でクリーンセンターふたばの
周辺地域の安全確保に関する協定を締結 -
3月
いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」シンポジウム開始
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5月
第1回「福島、その先の環境へ。」対話フォーラム開催
2022
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3月
田村市の汚染廃棄対策地域及び除染特別地域の指定解除
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6月
葛尾村・大熊町の特定復興再生拠点区域の避難指示解除
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8月
双葉町の特定復興再生拠点区域の避難指示解除