福島、その先の環境へ。ブログ

2025年3月9日（日）、福島県双葉郡にあるJヴィレッジを会場に、福島の復興や再生について理解を深めるシンポジウムを開催しました。このシンポジウムでは、これまでの理解醸成活動の取り組みを振り返るとともに、「いま、福島について伝えたいこと」をテーマに、県内外の皆さまと共に福島の環境再生や未来について考えました。

当日は、昨年10月に実施した「『福島、その先の環境へ。』ツアー2024」に参加した方々が、ツアーを通じて学んだことや感じたことを発表しました。また、「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジ・アワード」の受賞者による発表も行われました。さらに、福島大学の学生たちが、除去土壌（環境回復のために取り除いた土）の取り組みに関するワークショップについて報告しました。

また、フリーアナウンサーの政井マヤさんを進行役に迎え、「『福島、その先の環境へ。』ツアー2024」に参加したタレントの富田望生さんをはじめ、登壇者によるパネルディスカッションを実施しました。このディスカッションでは、福島の復興・再生について意見を交わしました。さらに、北海道・九州・東京（環境省）に設置された3つのサテライト会場ともオンラインでつながり、震災からの復興や放射性物質の影響と対策、地域の課題について学び、現地ワークショップにも参加した学生たちが議論に加わりました。会場とオンライン双方で活発な意見交換が行われ、充実した議論が展開されました。

このシンポジウムを通じて、福島の復興に向けた現状や課題への理解を深めるとともに、未来に向けた新たな視点を得ることができました。また、会場とオンラインをつないだ議論も活発に行われ、充実した時間となりました。

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