福島、その先の環境へ。ブログ
大熊町関係者との車座対話について
環境大臣
山口環境大臣が大熊町関係者と車座対話を実施しました
山口 壯環境大臣は、令和3年11月29日(月)に大熊町を訪問し、関係者の方々と意見交換を行いました。
参加者
- 山口環境大臣・務台副大臣・穂坂大臣政務官
- 吉田 大熊町 町長
- 大熊町関係者(5名)
佐藤 栄記さん (株)ネクサスファームおおくま 社員
佐藤 由香さん 大川原LIFE編集部/大熊町役場職員/大熊町ゼロカーボン推進課 職員
鈴木 久友さん 元・大熊町役場総務課長/じじい部隊リーダー
鈴木 真理さん 鈴木商店 店長
根本 友子さん 大熊町ひまわりプロジェクト 会長 - ファシリテーター:環境省福島地方環境事務所次長
- 環境省職員
対話の趣旨
大熊町は、福島県の復興のため、双葉町とともに中間貯蔵施設を受け入れてくださった町です。
町の復興は道半ばではありますが、来年春の復興拠点の避難指示解除など、新たな展開を迎えます。
このような状況を踏まえ、大熊町の様々な立場の方々から、復興に向けたこれまでの取組や想い、町の未来に向けてのお考え等について環境省が直接関係者から幅広くお伺いする場として、車座対話を開催しました。
皆様から出たご意見
佐藤栄記さん
エゴマの栽培を新しく始めたいと考えている。新しく農業を始めたいという人にどんどん来てもらうなど、町を盛り上げていけたらと思っている。
佐藤由香さん
大熊町は大変なことがあったが、今はすごくいい街、とアピールできるような、ポジティブなイメージの大熊町になっていってほしい。
鈴木久友さん
中間貯蔵施設のために土地を提供してきた。帰還困難区域の全域を除染して、帰還困難区域、そんな言葉はもうなくしてほしいと思う。
鈴木真理さん
商業施設にお店を出店しており、大熊町にいらっしゃる方も多いので大熊町のものというお土産が作れたらいいと思う。
根本友子さん
農業については担い手の高齢化、除染による地力の低下、機械の老朽化等多くの課題があり、ゼロからではなくマイナスからの出発だと思っている。元の緑豊かな田園風景を取り戻したいと考えており、脱炭素の一翼を担う話なので、ぜひ支援をお願いしたい。