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福島、その先の環境へ。ブログ

東日本大震災から10年の節目にあたっての小泉環境大臣と内堀福島県知事との会談について

環境大臣

~ふくしま、次の10年へ~

小泉進次郎環境大臣は、令和3年2月19日(金)に、内堀雅雄福島県知事とweb会談を開催し、今後の福島の復興・再生に向けた取組等について意見交換を行いました。

会談の趣旨

2011年3月11日の東日本大震災、それに伴い発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故から、来月で10年の節目を迎えます。第二期復興・創生期間を迎え、福島県が本格的な復興・再生に向けたステージへ歩みを進めるこの機会に、環境省としてなすべき取組を「ふくしま、次の10年へ」と題して取りまとめました。

具体的な取組としては大きく2つあります。
一つは、「未来志向の新たな環境施策の展開」です。昨年8月に福島県と締結した「福島の復興に向けた未来志向の環境施策推進に関する連携協力協定」も踏まえ、脱炭素・風評対策・風化対策の3つの視点から施策を進めていくこととしています。

もう一つは、除去土壌等の再生利用・県外最終処分に関する「全国での理解醸成活動の抜本強化」です。環境省が実施したwebアンケートにより「福島県外での除去土壌等の最終処分」について知っている人が福島県内で約5割、福島県外で約2割という結果であったことから、国の責務である県外最終処分の実現に向け、全国での理解醸成活動を強化することとしたものです。
以上の2つの取組について、小泉大臣が内堀知事にご報告し、意見交換を行ったものです。

会談概要

(1)福島県2050年カーボンニュートラル宣言

最初に、内堀知事より、同日の福島県議会において、「福島県2050年カーボンニュートラル宣言」を行ったことが報告されました。これを受け、小泉大臣より、環境省としても福島県のカーボンニュートラルの実現に向けてともに取り組むなど、今後の一層の連携強化の新たな第一歩とする旨回答しました。

(2)未来志向の新たな環境施策の展開

次に、小泉大臣より、震災・原発事故から10年の節目を経て、福島が本格的な復興・再生に向けたステージへ歩みを進めるに際し、昨年福島県と締結した連携協力協定や、2019年4月に福島県と共同で策定した「ふくしまグリーン復興構想」を踏まえた「未来志向の新たな環境施策」として、
・脱炭素社会と復興まちづくりを同時実現する先進地の創出
・福島の風評払拭につなげる、環境先進地域へのリブランディング
・震災・原発事故や環境再生の記憶を福島の子ども達へと継承する取組の推進
の3つの視点のもと政策パッケージを取りまとめ、取組を進めていく旨を発表しました。

(3)全国での理解醸成活動の抜本強化

そして、小泉大臣より、福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた取組を前進させる決意を改めて表明しました。この実現に向けては全国民的な理解が必要不可欠であることから、来年度から、減容・再生利用の必要性・安全性等について、東京を皮切りに全国各地で対話集会を開催するなど、全国での理解醸成活動を抜本的に強化する旨を発表しました。

Web会談の様子

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